クリゼイア（2003年生、母トツプイチレデイー）

クリゼイア（2003年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ワイン名。ギリシャ語で黄金」。毛色は栗毛。種牡馬のステイゴールド（当時9歳）と交配したトツプイチレデイーが18歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）スイートファーム。戦績は、中央平地10戦1勝、地方14戦0勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

9月25日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は494kg。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

11月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

3歳（2006年）

3月26日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

4月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着を確保した。

5月28日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のスウィートネスをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月17日、中2週で迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

9月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた9戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1800m 雨/良）に49kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた10戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

4歳（2007年）

2月4日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、雪割草特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた12戦目は、きんせんか特別（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月21日、中3週で迎えた13戦目は、チューリップ特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた14戦目は、桜鯛特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月30日、中2週で迎えた15戦目は、カーネーション特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月3日、中4週で迎えた16戦目は、菖蒲特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた17戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、すずらん特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた18戦目は、福山てんまや賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた19戦目は、報知新聞社賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月12日、中2週で迎えた20戦目は、全国公営競馬主催者協議会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた21戦目は、福山市議会議長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた22戦目は、熊ヶ峰賞（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は野田誠騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月20日、中3週で迎えた23戦目は、おみなえし特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた24戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、ファンタジスタカップ（福山ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。