ヤマノリミテッド（1983年生、母ヤマイサム）

Yamano Limited

1983.04.27

ヤマノリミテッド（1983年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のナオキ（当時14歳）と交配したヤマイサムが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は斉藤 等。戦績は、中央平地11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

1月26日、デビュー戦は4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は538kg。鞍上は猿橋重利騎手。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

2月1日、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

2月15日、4歳新馬（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったテンザンヒムカを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

3月1日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で猿橋重利騎手。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブライトインターを次元の違う末脚で3/4馬身差し切ってトップでゴールを駆け抜けた。

3月16日、4歳400万下のさわらび賞（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は原田雄二騎手。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4月19日、4歳400万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は猿橋重利騎手。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったカムトウライフにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月10日、4歳400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月18日、4歳400万下の野苺賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

6月14日、4歳以上400万下の恵庭岳特別（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で猿橋重利騎手。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず3着に終わった。

6月28日、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で猿橋重利騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月6日、4歳以上400万下の利尻特別（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で猿橋重利騎手。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。