アースエンブレム（2008年生、母エイシングレシャス）

アースエンブレム（2008年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「地球＋紋章」。毛色は鹿毛。種牡馬のエアジハード（当時13歳）と交配したエイシングレシャスが25歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は川端英幸。戦績は、中央平地8戦0勝、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川端英幸から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、川端英幸から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小野博郷によって157.5万円で落札された。

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

9月12日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

10月2日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた3戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3歳（2011年）

1月29日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

3月20日、中6週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

3月27日、連闘で迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月15日、中6週で迎えた7戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

6月26日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

10月19日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた11戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

4歳（2012年）

5月4日、約5か月半の休み明けで迎えた12戦目は、一般C4-1（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は秋田大助騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた13戦目は、二十間道路賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。