スズカケノミチ（2007年生、母タケノパンジー）

スズカケノミチ（2007年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花の名前＋道。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時8歳）と交配したタケノパンジーが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武岡牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害12戦0勝2着2回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、武岡牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。5歳のとき、賀張共同育成センターから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、大浦牧場によって22.05万円で落札された。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

10月25日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3歳（2010年）

2月13日、中9週で迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた5戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた6戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトアネモネ特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

6月12日、中9週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は菅原隆一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

7月24日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

11月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月19日、中6週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2011年）

4月9日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月15日、中4週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は高野和馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月26日、中5週で迎えた13戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は高野和馬騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月14日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイージーウインから1馬身1/4差の2着となった。

9月3日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高野和馬騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンスフォーウィンから5馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で高野和馬騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2012年）

3月31日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で高野和馬騎手（7戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月26日、中7週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で高野和馬騎手（8戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月15日、中6週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高野和馬騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に敗れた。