マレシャル（2016年生、母クリスマドンナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、猿橋義昭から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、奥裕嗣によって1,296万円で落札された。

2歳（2018年）

11月10日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は490kg。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったヴァルディゼールに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月2日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

3歳（2019年）

7月21日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

4歳（2020年）

2月12日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた6戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

8月5日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた9戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュデスドゥモンドを豪脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月16日、中3週で迎えた10戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマジックバラードに1馬身1/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

2021年9月22日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。