リーヴタイム（2005年生、母クールリーヴ）

リーヴタイム（2005年5月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋時間」。毛色は芦毛。種牡馬のフジキセキ（当時13歳）と交配したクールリーヴが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地29戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

10月28日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のメイショウタマヒメに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳500万下の白菊賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に終わった。

3歳（2008年）

1月26日、中8週で迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したマチカネハヤテを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

2月2日、連闘で迎えた5戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3月8日、連闘で迎えた7戦目は、3歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（2戦0勝）。17頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

7月19日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下の有田特別（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（3戦0勝）。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた9戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（4戦1勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は田村太雅騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

4歳（2009年）

9月5日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は和田竜二騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（6戦1勝）。17頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着に入った。

9月26日、連闘で迎えた15戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2010年）

2月14日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（7戦1勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた18戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

6月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

6歳（2011年）

2月14日、約6か月の休み明けで迎えた23戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川須栄彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

5月21日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月24日、中8週で迎えた28戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着を確保した。

8月14日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で平野優騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で大外17番ゲートからスタート。12着に敗れた。