カミカゼ（1991年生、母ハンマーゼット）
Kamikaze
1991.04.14
カミカゼ（1991年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウショウルチェー（当時14歳）と交配したハンマーゼットが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着2回、地方30戦2勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
久保田敏夫厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1993年）
8月21日、デビュー戦は坂本勝美騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。
9月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。
10月2日、中3週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。
10月30日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
12月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。
3歳（1994年）
1月5日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に敗れた。
1月22日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。
2月5日、中1週で迎えた9戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。
2月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったリバーエクシードに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。
3月5日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に敗れた。
4月2日、中3週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シンコウタキオンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
4月17日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。
4月30日、中1週で迎えた14戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のノムラエンペラーをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。
4歳（1995年）
4月2日、約11か月の休養明けで迎えた15戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、若草賞（三条ダート1700m 雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月24日、中2週で迎えた16戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、チューリップ特別（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月29日、連闘で迎えた19戦目は、東港特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部正義騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月2日、中4週で迎えた20戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部正義騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部正義騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部正義騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月31日、中4週で迎えた23戦目は、笠掘特別（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部正義騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月2日、中4週で迎えた24戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（上山ダート1800m 曇/重）に出走。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月15日、中1週で迎えた25戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月13日、中3週で迎えた26戦目は、中鉢利弘騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月11日、中1週で迎えた28戦目は、冨士木秀四郎騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
5歳（1996年）
4月15日、約4か月の休養明けで迎えた29戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月24日、連闘で迎えた30戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月6日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で野元栄二騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月26日、中2週で迎えた32戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノダンディをアタマ差制して久方ぶりに美酒を浴びた。
6月10日、中1週で迎えた33戦目は、一般B（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月24日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月8日、中1週で迎えた35戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で野元栄二騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアイネスブロディーに半馬身の差をつけて3勝目をマークした。
8月19日、中5週で迎えた36戦目は、オーガストスプリント（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元栄二騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月2日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で野元栄二騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月30日、中3週で迎えた38戦目は、一般B1ロ（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で野元栄二騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で野元栄二騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた40戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野元栄二騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月12日、中1週で迎えた41戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月25日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は野元栄二騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月9日、中1週で迎えた43戦目は、師走特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は海方栄二騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
6歳（1997年）
4月15日、約4か月の休養明けで迎えた44戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。