カシノマッハ（2012年生、母マヤノロゼッタ）

カシノマッハ（2012年2月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋マッハ数。音速の如く速く」。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時20歳）と交配したマヤノロゼッタが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川隆則。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、地方13戦0勝。

経歴

デビュー前

2歳のとき、前川隆則から「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

6月15日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

8月10日、連闘で迎えた5戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島良太騎手（3戦0勝）。17頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したオールオブユーにアタマ差届かず2着となった。

8月30日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島良太騎手（4戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

9月6日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた9戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（5戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた10戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 雨/良）に出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた11戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた12戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

3歳（2015年）

1月11日、中3週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず13着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた16戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた17戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の佐賀桜花賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の有田焼特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の鯱の門特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた20戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月6日、中1週で迎えた21戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の虹ノ松原特選（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた22戦目は、3歳地方重賞の夏至賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた23戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の川上峡特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、3歳戦の肥前特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた25戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の里帰りジョッキーズカップウエルカムカップ（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた26戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた27戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は岩永千明騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた28戦目は、3歳地方重賞のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた29戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。