アイランドガール（2020年生、母プレインズウーマン）

アイランドガール（2020年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「島の女の子。父名、母名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のミッキーアイル（当時9歳）と交配したプレインズウーマンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C4-2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷川牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、坂東牧場によって1,320万円で落札された。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

9月3日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

3歳（2023年）

6月14日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、阿岸潤一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

6月29日、中1週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のグランキューブをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

7月18日、中2週で迎えた4戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では徐々に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のメンコイモモチャンをクビ差振り切って2勝目を獲得した。

9月3日、中6週で迎えた5戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

10月7日、中4週で迎えた6戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、広島県もみじ特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、愛媛県いしづち特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた9戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。

12月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西森将司騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4歳（2024年）

1月1日、中1週で迎えた11戦目は、七福神特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた12戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ブロードイメルに3/4馬身交わされて2着となった。

2月6日、中2週で迎えた13戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤翔馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた15戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。