ヴァンショー（2021年生、母レッドサン）

ヴァンショー（2021年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ホットワイン(仏)。母名および母系、近親の頭文字Vより連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したレッドサンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2025年の一般C25。

経歴

デビュー前

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

6月1日、デビュー戦は佐々木大輔騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

7月27日、中4週で迎えた3戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長浜鴻緒騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

9月20日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

10月1日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた6戦目は、一般C30（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

10月29日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、一般C30（名古屋ダート920m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた8戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

11月20日、連闘で迎えた9戦目は、一般C26（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長江慶悟騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた10戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C30（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

4歳（2025年）

1月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C28（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた13戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C28（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

4月8日、中5週で迎えた17戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るサブノセレブを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

5月7日、中1週で迎えた19戦目は、大千瀬川特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた20戦目は、小笠原羚騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

6月24日、連闘で迎えた23戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた24戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手（10戦1勝）。11頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた25戦目は、名古屋モーニングフィーバー13（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤利征騎手（11戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた26戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小笠原羚騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた27戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた28戦目は、名古屋モーニングフィーバー41（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（12戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

デビュー前

植松則幸厩舎（愛知）へ入厩。

10月1日、デビュー戦は加藤利征騎手を鞍上に据えて、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。11頭立ての12番ゲートからスタート。競走除外となった。