タイシンバル（1994年生、母タイシオリ）

Tai Cymbals

1994.04.08

タイシンバル（1994年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミュージックタイム（当時7歳）と交配したタイシオリが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

8月2日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のケンプトンシチーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1998年）

6月6日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の恵山特別（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で上村洋行騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた6戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったジャンボムテキに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

8月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。