ホクテンノホシ（2008年生、母クリスタルフローラ）

ホクテンノホシ（2008年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「北天の星」。毛色は栗毛。種牡馬のサンライズペガサス（当時10歳）と交配したクリスタルフローラが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は吉田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方24戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C3二。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

1月22日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず13着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

5月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

6月1日、中3週で馬体重を前走からさらに28kg増やして迎えた4戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

6月8日、連闘で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、一般C4-3（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1700m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた7戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアドホックをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

7月21日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月26日、連闘で迎えた9戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた10戦目は、サッポロ生ビール黒ラベル賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小嶋久輝騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小嶋久輝騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた13戦目は、全道Aiba祭賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で小嶋久輝騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた14戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、「がんばれ!ホッカイドウ競馬」賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた15戦目は、Aiba静内祭賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた16戦目は、JA平取町びらとりトマト賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた18戦目は、一般C4-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4歳（2012年）

4月17日、約5か月の休養明けで迎えた19戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

7月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリバーワンダーに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月31日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。