トーセンアスリート（2012年生、母エスペラーダ）

トーセンアスリート（2012年2月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋運動選手」。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時20歳）と交配したエスペラーダが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）エスティファーム。戦績は、中央平地21戦0勝2着1回、中央障害3戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2015年のカーネリアンフラワー賞(C1以下)。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

6月15日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

8月3日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で菅原隆一騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月4日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原隆一騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

11月2日、中3週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原隆一騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったオホーツクに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

11月30日、中1週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた9戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原隆一騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

3歳（2015年）

1月18日、中4週で迎えた10戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

2月21日、中4週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は菅原隆一騎手（6戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

3月29日、中4週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原隆一騎手（8戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月17日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原隆一騎手（9戦0勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原隆一騎手（10戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

7月23日、中6週で迎えた16戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカーネリアンフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のストレーザをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月23日、中3週で迎えた17戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

10月31日、中9週で迎えた18戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺祐太騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

4歳（2016年）

2月20日、中9週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺祐太騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月17日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は菅原隆一騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は小野寺祐太騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月19日、中5週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月24日、中4週で迎えた25戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。