トウショウサウザー（1986年生、母ビバトウショウ）

トウショウサウザー（1986年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時13歳）と交配したビバトウショウが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方15戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

11月5日、デビュー戦は宮田仁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた2戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビンゴサンクを途轍もない末脚で半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（1989年）

1月13日、中3週で迎えた4戦目は、4歳400万下の若竹賞（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた5戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下の春菜賞（東京芝1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

4歳（1990年）

7月4日、約16か月半の休み明けで迎えた6戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1500m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた7戦目は、小林伸義騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったムツミオリコンから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林伸義騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月6日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林伸義騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた10戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林伸義騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林伸義騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のフルラツキーに半馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

9月24日、中1週で迎えた12戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、七稜星特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のラセンビクトリーに1馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

10月4日、中0週で迎えた13戦目は、新冠森林公園特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小林伸義騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた14戦目は、角川秀樹騎手を鞍上に迎えて、大沼特別（函館(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、函館えぞまつ特別（函館(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角川秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた16戦目は、鹿部特別（函館(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で角川秀樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月24日、中5週で迎えた17戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、ジングルベル特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイイチミノブに2馬身の差をつけて制した。

5歳（1991年）

1月15日、中2週で迎えた18戦目は、福寿草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモルーラーに2馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

2月15日、中3週で迎えた19戦目は、ヒヤシンス特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチリユウシンから1馬身差の2着に敗北した。

3月11日、中2週で迎えた20戦目は、春風特別（浦和ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。