チェリーホーラー（1992年生、母ブーゲンメリヤ）

チェリーホーラー（1992年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアンバーシヤダイ（当時15歳）と交配したブーゲンメリヤが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地8戦2勝。主な勝ち鞍は1994年のりんどう賞(500万下牝)。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

9月11日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中京ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るプリンセスリーベを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

10月16日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳500万下のりんどう賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリンセスヒムカをクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

12月4日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳G1の阪神3歳牝馬ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

3歳（1995年）

2月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦2勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

4歳（1996年）

4月20日、約14か月の休み明けで迎えた6戦目は、5歳以上900万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（5戦2勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（6戦2勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず14着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（7戦2勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。