ジョルダーノ（2003年生、母ジョーゼット）

ジョルダーノ（2003年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバチアー（当時6歳）と交配したジョーゼットが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、地方8戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年のツインファイター特別。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ダーレー・ジャパンから「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」と「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

矢野義幸厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2005年）

8月25日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は481kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた2戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったダガーズアラベスクに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデイトナフォンテンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2006年）

1月10日、中3週で迎えた6戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若鷹特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のツインドリーム特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったゲームメーカーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3月7日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のツインファイター特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブンブクブライトに6馬身の差をつけて勝利をモノにする