タケデンダリア（1992年生、母タケデンイメージ）

タケデンダリア（1992年5月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のパークリージエント（当時11歳）と交配したタケデンイメージが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）安藤牧場。戦績は、中央平地21戦1勝、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は1994年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

11月6日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 雨/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線に入ると、前で粘るカオリファーストを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月26日、中2週で迎えた2戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

3歳（1995年）

3月4日、中9週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月20日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた9戦目は、成島正規騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着を確保した。

10月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成島正規騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

11月4日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で成島正規騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

4歳（1996年）

2月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1200m 小雪/良）に出走。鞍上は4戦連続で成島正規騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で成島正規騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で成島正規騎手（5戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で成島正規騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で成島正規騎手（7戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下の三国特別（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で成島正規騎手（8戦0勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着を確保した。

6月1日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で成島正規騎手（9戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で成島正規騎手（10戦0勝）。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の越路特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で成島正規騎手（11戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で成島正規騎手（12戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

9月28日、中8週で迎えた22戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のイタリアンドリームに5馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

10月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイタリアンドリームに半馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

12月9日、中7週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた24戦目は、一般B（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原雅文騎手（2戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月31日、中2週で迎えた25戦目は、一般B（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原雅文騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。