アポロアパッチ（2004年生、母シマノパライバ）

Apollo Apache

2004.04.30

アポロアパッチ（2004年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アメリカの先住民の一族」。毛色は青毛。種牡馬のフジキセキ（当時12歳）と交配したシマノパライバが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡 正次。戦績は、中央平地17戦2勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳以上500万下。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 19戦2勝 [2-1-0-16/19]
• 総賞金 国内: 1,590万円
• 生年月日: 2004年4月30日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 青毛
• 厩舎: 宮本康 大井
• 馬主: （株）さくらオフィス
• 生産者: 谷岡 正次
• セール落札価格: 2,205万円; 北海道セレクションセール サラブレッド 1歳
• 抹消情報: 中央：2008年9月24日抹消; 地方：2009年7月30日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 1馬身半

ベストレース

• レース名: 3歳未勝利
• 日付/馬齢: 2007年7月8日/3歳
• コース: 福島ダート1150m 右
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 3.4倍/2番人気
• 馬番/頭数: 14番/16頭
• 天候: 晴 22.7℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/速
• レースラップ: 平均=11.7/ラスト=12.8
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 2-2
• 馬体重 増減: 460kg +6
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 後藤浩輝 56.0kg

血統

概要

祖母のモーンは海外26戦3勝。曾祖母のLagrimasは海外10戦2勝。父のフジキセキは中央G1・1勝（中山芝[1600m]）。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Bull Dog＝Sir Gallahad	7×7*7*7*7	3.9%
牡	Hail to Reason	4×4	12.5%
牡	Princequillo	6×5	4.68%
牡	Bold Ruler	6×5	4.68%
牡	Pharamond	6×7*7	3.12%
牡	Mahmoud	6*7×7	3.12%
牡	Nearco	7×6*7*7*7*7	5.46%
牡	Bull Lea	7×6*6	3.9%
牡	Count Fleet	7×6	2.34%
牡	Nasrullah	7×6*6	3.9%
牡	Blue Larkspur	7*7×7*7*7*7	4.68%
牡	Hyperion	7×7	1.56%
牡	Discovery	7×7	1.56%
牡S	War Relic	7*7	1.56%
牡M	Menow	6*6	3.12%
牝	Almahmoud	5×6	4.68%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 サンデーサイレンス 1986 （USA）		Halo 1969 （USA）	Hail to Reason	Turn-to
				Nothirdchance
			Cosmah	Cosmic Bomb
				Almahmoud
		Wishing Well 1975 （USA）	Understanding	Promised Land
				Pretty Ways
父 フジキセキ 1992 （JPN）			Mountain Flower	Montparnasse
				Edelweiss
		Le Fabuleux 1961 （FR）	Wild Risk	Rialto
				Wild Violet
父の母 ミルレーサー 1983 （USA）			Anguar	Verso
				La Rochelle
		Marston's Mill 1975 （USA）	In Reality	Intentionally
				My Dear Girl
			Millicent	Cornish Prince
				Milan Mill
母の父 マルゼンスキー 1974 （JPN）		Nijinsky 1967 （CAN）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
			Flaming Page	Bull Page
				Flaring Top
		シル 1970 （USA）	Buckpasser	Tom Fool
				Busanda
母 シマノパライバ 1998 （JPN）			Quill	Princequillo
				Quick Touch
		Roberto 1969 （USA）	Hail to Reason	Turn-to
				Nothirdchance
母の母 モーン 1983 （USA）			Bramalea	Nashua
				Rarelea
		Lagrimas 1974 （USA）	Jacinto	Bold Ruler
				Cascade
			Fairness	Cavan
				Equal Venture

血統分類

• サイアーライン: サンデーサイレンス系
• ファミリーナンバー: 4-c

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2009/06/24 大井	ダ1400m 不 曇	一般B3五		中止	3枠 3番	和田譲治	55kg		12人	12-14-14	/ 37.3	494	-4
2009/06/01 大井	ダ1200m 不 晴	ムーンストーン賞	カスミダンサー 3.8	13 / 14	8枠 14番	繁田健一	55kg		11人	14-14	39.6 / 38.0	498	+26
2008/09/21 中山	ダ1200m 稍 雨	3歳以上500万下	ランブルジャンヌ 2.4	13 / 16	1枠 1番	勝浦正樹	57kg	27.6	8人	3-4	40.0 / 33.6	472	+4
2008/08/10 函館	ダ1000m 良 晴	3歳以上500万下	ドリームクラウン 0.6	6 / 12	5枠 6番	大野拓弥	57kg	11.4	4人	10-7	36.3 / 35.1	468	-8
2008/07/19 函館	ダ1000m 良 晴	3歳以上500万下	シャンパンマリー 1.6	4 / 9	8枠 8番	大野拓弥	57kg	19.5	5人	5-5	36.1 / 35.4	476	0
2008/06/28 函館	芝1200m 良 晴	仁山特別 500万下	ヴィヴァチッシモ 0.6	7 / 13	3枠 3番	津村明秀	57kg	106.2	11人	5-3	36.2 / 33.3	476	+4
2008/05/31 東京	芝1400m 不 小雨	由比ヶ浜特別 1000万下	スピードタッチ 1.3	10 / 17	6枠 11番	小野次郎	57kg	107.3	15人	12-11	36.6 / 36.7	472	+2
2008/05/10 東京	ダ1600m 稍 雨	4歳以上1000万下	カネスラファール 3.7	16 / 16	6枠 11番	柴田善臣	57kg	96.8	16人	2-2	40.7 / 34.9	470	0
2008/04/12 中山	ダ1200m 稍 晴	4歳以上1000万下	ブラックシャドウ 1.9	15 / 16	2枠 3番	池田鉄平	57kg	117.9	13人	6-5	38.3 / 35.0	470	+2
2007/12/22 中山	ダ1200m 良 曇	3歳以上1000万下	グリーンアラモード 1.6	16 / 16	3枠 5番	松岡正海	56kg	40.0	10人	6-5	38.6 / 34.4	468	+2
2007/11/23 東京	ダ1300m 良 晴	深秋特別 1000万下	タケデンイーグル 2.3	13 / 16	5枠 10番	石橋脩	56kg	24.1	8人	7-10	37.7 / 35.9	466	+8
2007/10/27 福島	ダ1150m 不 雨	3歳以上500万下	(ニシノムーンボー) -0.2	1 / 16	3枠 5番	大野拓弥	54kg	4.6	2人	1-1	37.1 / 33.6	458	-2
2007/07/08 福島	ダ1150m 良 晴	3歳未勝利	(サクラスウィープ) -0.1	1 / 16	7枠 14番	後藤浩輝	56kg	3.4	2人	2-2	36.4 / 35.1	460	+6
2007/06/24 福島	ダ1150m 良 晴	3歳未勝利	トウショウモード 0.7	2 / 16	6枠 11番	蛯名正義	56kg	9.7	4人	3-3	37.9 / 34.7	454	+8
2007/05/13 新潟	ダ1200m 良 晴	3歳未勝利	ニシノタマテバコ 0.9	5 / 14	7枠 12番	的場勇人	53kg	9.3	4人	2-2	40.4 / 34.6	446	-2
2007/04/22 福島	ダ1150m 良 曇	3歳未勝利	ムーンボー 0.9	6 / 16	7枠 13番	津村明秀	56kg	17.8	5人	2-3	39.5 / 34.9	448	-4
2007/04/01 福島	ダ1000m 重 晴	3歳未勝利	カシノダンク 1.4	6 / 12	3枠 3番	津村明秀	56kg	8.0	4人	9-8	36.7 / 36.5	452	-4
2006/12/10 中山	ダ1200m 稍 曇	2歳未勝利	テイエムゲンキボ 1.0	7 / 16	3枠 5番	岩田康誠	55kg	6.7	2人	2-1	40.5 / 34.5	456	-8
2006/11/25 東京	ダ1600m 良 晴	2歳新馬	レツィーナ 3.9	13 / 16	8枠 16番	岩田康誠	55kg	7.2	3人	2-2	42.4 / 35.9	464

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷岡正次から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、アポロサラブレッドクラブによって2,205万円で落札された。

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月25日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

3歳（2007年）

4月1日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた5戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

6月24日、中5週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったトウショウモードに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサクラスウィープを驚異的な末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

10月27日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 雨/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のニシノムーンボーに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月23日、中3週で迎えた9戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の深秋特別（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

12月22日、中3週で迎えた10戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

4歳（2008年）

4月12日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた12戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って16着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた13戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の由比ヶ浜特別（東京芝1400m 小雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の仁山特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

9月21日、中5週で迎えた17戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

5歳（2009年）

6月1日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた18戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ムーンストーン賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた19戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般B3五（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。