アピールタイム（2007年生、母アピールポイント）

アピールタイム（2007年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋時間」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアルカセット（当時7歳）と交配したアピールポイントが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）酒井牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の宮川健一郎☆森下真衣結婚記念(一般C29)。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

6月19日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた3戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。15着に敗れた。

9月19日、中4週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた4戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた5戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

11月1日、中0週で迎えた7戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C31（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた8戦目は、宮川健一郎☆森下真衣結婚記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のマッシヴファイターに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したモエレチアリーダを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

12月6日、連闘で迎えた10戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた12戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に終わった。

4歳（2011年）

1月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C25（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた14戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。