ブレシアイル（2015年生、母ノルブリンカ）

ブレシアイル（2015年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時14歳）と交配したノルブリンカが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山岸康。戦績は、地方19戦4勝2着2回。2017年のビギナーズカップ(M3)に勝利した他、2017年の若駒賞(M2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

新田守厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2017年）

7月16日、デビュー戦は坂口裕一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のプリヴィレッジを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月13日、中3週で迎えた2戦目は、2歳M3の若鮎賞（盛岡芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた3戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦1勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサンエイエンジェルに5馬身の差をつけて制した。

9月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳M3のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のサンエイエンジェルを半馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

10月1日、中3週で迎えた5戦目は、2歳A（盛岡ダート1600m 晴/重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（4戦3勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサンエイエンジェルを半馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

10月15日、中1週で迎えた6戦目は、2歳M2の若駒賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ニッポンダエモンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、2歳M3の知床賞（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、2歳M1の南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（6戦4勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

3歳（2018年）

1月2日、中6週で迎えた9戦目は、3歳M2の金杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（7戦4勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳戦の春の錦賞（水沢ダート1600m 曇/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（8戦4勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた11戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のルピナス賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた12戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、後続との差を5馬身以上確保して、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦0勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は坂口裕一騎手（9戦4勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったシグラップアモーレを半馬身捉え切れず2着となった。

6月24日、中1週で迎えた17戦目は、3歳M3のウイナーカップ（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（10戦4勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた18戦目は、3歳A（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた19戦目は、3歳M2のハヤテスプリント（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（11戦4勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。