カレンアダージオ（1999年生、母グレイミスチーフ）

Curren Adagio

1999.04.10

カレンアダージオ（1999年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時14歳）と交配したグレイミスチーフが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は柏木 一則。戦績は、中央平地6戦2勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

当歳のとき、柏木一則から「北海道7月セレクト市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、サラブレッドホールから「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、上野育成牧場から「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、サラブレッドホールによって2,467.5万円で落札された。

田所清広厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

2月23日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

7月13日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

8月3日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のホウライランマンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月25日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のベルベに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上1000万下の夙川特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（3戦2勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

10月20日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上1000万下の天王山特別（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で橋本美純騎手（4戦2勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。