ヒコサンキング（1990年生、母レツドホツト）
Hikosan King
1990.03.23
ヒコサンキング（1990年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスプレンデイドモーメント（当時7歳）と交配したレツドホツトが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方37戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の4歳新馬。
経歴
デビュー前
吉永正人厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1993年）
2月27日、デビュー戦は蛯名信広騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、2着となった。
3月20日、中2週で迎えた2戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウイルオーディンに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。
4月11日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下の山吹賞（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。
5月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳オープンの青葉賞（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中野栄治騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。
4歳（1994年）
3月5日、約10か月半の休養明けで迎えた5戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。
3月19日、中1週で迎えた6戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に敗れた。
4月2日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は中野栄治騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。
4月23日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。
5月7日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中野栄治騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。
8月7日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
8月14日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。
10月10日、中7週で迎えた12戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月6日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミダーバンから1馬身半差の2着となった。
12月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5歳（1995年）
1月3日、中1週で迎えた18戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月10日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で殿田倫之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月3日、中0週で迎えた21戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラタマウインザーから2馬身半差の2着となった。
5月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のツイッグダンサーに7馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。
5月28日、中1週で迎えた23戦目は、さつき賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のゲッコウシチーをハナ差制して先頭ゴールを果たした。
6月13日、中1週で迎えた24戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月25日、中1週で迎えた25戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、オールジャパンリーディングジョッキー（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のランニングテイオーに1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。
7月23日、中1週で迎えた27戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月7日、中1週で迎えた28戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（11戦3勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月5日、中3週で迎えた29戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（13戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月1日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は端勝成騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月8日、中4週で迎えた32戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、中山七里特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月27日、中2週で迎えた33戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、磨墨特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、北浦充騎手を鞍上に迎えて、師走特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月27日、中1週で迎えた35戦目は、スポニチ杯（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北浦充騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
6歳（1996年）
1月11日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北浦充騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1 B2（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月6日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は北浦充騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月20日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北浦充騎手（4戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月6日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で北浦充騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月18日、中1週で迎えた41戦目は、原口次夫騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月2日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は北浦充騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月28日、中3週で迎えた43戦目は、一般B2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北浦充騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月15日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北浦充騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月5日、中2週で迎えた45戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北浦充騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月14日、中5週で迎えた46戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた47戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月15日、中2週で迎えた48戦目は、アカシア特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。