メイクグローリー（2014年生、母メイクマイバンドル）

メイクグローリー（2014年3月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「栄光をつかんでほしい。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時22歳）と交配したメイクマイバンドルが21歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は絵笛牧場。主な勝ち鞍は2016年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額1,400万円（7万×200口）で一口馬主が募集された。

西村真幸厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

7月2日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したラッシュアウトを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月7日、中2週で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

9月10日、中4週で迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のバレーロをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月1日、中2週で迎えた5戦目は、F.ヴェロン騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のヤマボウシ賞（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のなでしこ賞（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた7戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

3歳（2017年）

1月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはこべら賞（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた9戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のごぎょう賞（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

8月12日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

10月14日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

11月12日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

12月17日、中4週で迎えた15戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（3戦0勝）。17頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

4歳（2018年）

2月18日、中7週で迎えた17戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

2月24日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

4月15日、中6週で迎えた19戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4月28日、中1週で迎えた20戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた21戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 小雨/良）に出走。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

5月20日、連闘で迎えた22戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月1日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は富田暁騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

5歳（2019年）

1月20日、約4か月の休み明けで迎えた26戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

1月26日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は富田暁騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4月13日、中7週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、5着に入り込んだ。

5月4日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹之下智昭騎手（4戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

7月6日、中7週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた32戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったブリッツェンシチーにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

7月21日、中1週で迎えた33戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

6歳（2020年）

2月14日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた34戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、風来特別（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月14日、中3週で迎えた35戦目は、絆特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したキングオブライフに3/4馬身届かず2着に敗北した。

7歳（2021年）

1月11日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた36戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、成田山賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

2月8日、中3週で迎えた37戦目は、久留里賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、小江戸特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のクラマサゴールドに4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

3月15日、中2週で迎えた39戦目は、アクアマリン賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のモンストルオーソを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4月9日、中3週で迎えた40戦目は、フォークソング賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

8歳（2022年）

1月13日、約9か月半の休み明けで迎えた41戦目は、粒すけ賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

3月23日、中9週で迎えた42戦目は、オリオン座賞（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（6戦2勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

4月14日、中2週で迎えた43戦目は、ダイヤモンド賞（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で本橋孝太騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた44戦目は、みどりの日賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で本橋孝太騎手（8戦2勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。