エーシンリバティー（2007年生、母エイシンレマーズ）

エーシンリバティー（2007年5月11日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋自由」。毛色は栗毛。種牡馬のBelong to Me（当時18歳）と交配したエイシンレマーズが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

1月24日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のキョウエイカルラを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

2月20日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

9月4日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に終わった。

4歳（2011年）

4月24日、約7か月半の休養明けで迎えた6戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/不良）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい12着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた7戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。