アドーニス（2019年生、母ホクセツダンス）

Adonis

2019.03.22

アドーニス（2019年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ギリシャ神話に登場する少年の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時12歳）と交配したホクセツダンスが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高大洋牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日高大洋牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,650万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、片野新一によって1,760万円で落札された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

8月15日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

10月17日、中8週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 雨/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月12日、中7週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

12月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

3歳（2022年）

3月5日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

6月12日、中6週で迎えた8戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

2022年6月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。