マーチンランナー（1996年生、母ゴールデンアジリタ）

マーチンランナー（1996年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダハール（当時15歳）と交配したゴールデンアジリタが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）グリーン農林。戦績は、地方36戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年のきんもくせい特別。

経歴

デビュー前

久保杉利明厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1999年）

1月4日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、3着を確保した。

5月8日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったダイワアムールに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月31日、中2週で迎えた7戦目は、鎌田滋騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジーエムグリッターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月22日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（9戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた13戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（11戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、イチヨシヒットにクビ差交わされて2着に惜敗した。

9月19日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦のなでしこ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手（12戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月12日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のきんもくせい特別（大井ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で堀千亜樹騎手（13戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフォージドレディーをクビ差振り切って2勝目を収める

10月28日、中1週で迎えた16戦目は、オクトーバー特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で堀千亜樹騎手（14戦1勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた17戦目は、台東区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で堀千亜樹騎手（15戦1勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

4歳（2000年）

5月19日、約6か月半の休養明けで迎えた18戦目は、一般C1六七八（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で堀千亜樹騎手（16戦1勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた19戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた20戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八九（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

7月21日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（17戦1勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（18戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（19戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（20戦1勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた25戦目は、やぎ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（21戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり最後はナガレボシと並んで8着同着となった。

5歳（2001年）

4月13日、約6か月半の休養明けで迎えた26戦目は、うしかい座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（22戦1勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた27戦目は、こぐま座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手（23戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は鎌田滋騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（24戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1八九十（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（25戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた31戦目は、銀河特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（26戦1勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた32戦目は、潮騒特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（27戦1勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた33戦目は、潮風特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（28戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた34戦目は、晩夏特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（29戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた35戦目は、観月特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は納谷和玖騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた36戦目は、おおいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鎌田滋騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。