ワンダーヘクター（2003年生、母ワンダーグラシア）

ワンダーヘクター（2003年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時15歳）と交配したワンダーグラシアが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は小柳牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害1戦0勝。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

12月11日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

12月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見せ場なく15着に終わった。

3歳（2006年）

1月29日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。17頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた4戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

4月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

6月4日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい16着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

9月23日、中8週で迎えた9戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。13着に終わった。