スマートエンジェル（2000年生、母ダイナアルテミス）

スマートエンジェル（2000年3月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「スマート＋天使」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時7歳）と交配したダイナアルテミスが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の一般D4-2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、クローバークラブによって1,060.5万円で落札された。

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月9日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

6月22日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

8月3日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

8月9日、連闘で迎えた4戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

10月21日、中9週で迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトーセンハチマンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2004年）

2月28日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に終わった。