ミリオンデクテイタ（1987年生、母モコロツキー）

ミリオンデクテイタ（1987年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時13歳）と交配したモコロツキーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は厚賀古川牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

3月4日、デビュー戦は菅原泰夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/不良）に出走。馬体重は448kg。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したヤギリボーイにクビ差届かず2着に惜敗した。

4月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原泰夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のテイクアトウショウを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月12日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原泰夫騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

11月25日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた5戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4歳（1991年）

3月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、宮路洋一騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮路洋一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮路洋一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。