カルストンベスト（2001年生、母アンスチユアート）

カルストンベスト（2001年6月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のベストタイアップ（当時9歳）と交配したアンスチユアートが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）元道牧場。戦績は、地方26戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上D8-2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、元道牧場から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場され、清水貞光によって262.5万円で落札された。

中塚猛厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2003年）

10月8日、デビュー戦は高馬元紘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は469kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳F52（園田ダート820m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳F42（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

12月2日、中3週で迎えた4戦目は、2歳F33（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた5戦目は、2歳F51（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

3歳（2004年）

1月3日、中0週で迎えた6戦目は、3歳F51（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた7戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳F51（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

1月28日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、3歳F51（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F51（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月11日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、3歳F43（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4月7日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた11戦目は、3歳F52（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

4歳（2005年）

1月3日、約9か月の休養明けで迎えた12戦目は、玉垣光章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-4（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（9戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は玉垣光章騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で玉垣光章騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

8月15日、約6か月の休み明けで迎えた16戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた17戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8-2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトサノデピュティに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月27日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上D7一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西川進也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上D7二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月19日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上D9一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は西川進也騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上D8一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブラックペッパーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月13日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上D9二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月28日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、3歳以上D8二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5歳（2006年）

1月4日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた26戦目は、4歳以上D8二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西川進也騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。