フェアリオンアイス（2022年生、母ホリデイオンアイス）

フェアリオンアイス（2022年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「氷上の妖精。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバンブーエール（当時19歳）と交配したホリデイオンアイスが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋フアーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

鈴木慎太郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

1月11日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

3月18日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインサドル特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた3戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた4戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で望月洵輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で望月洵輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったモンサンフリージアに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月13日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で望月洵輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた8戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

7月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は望月洵輝騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた10戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー14（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

8月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は望月洵輝騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロジアンドモルタルに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月2日、中5週で迎えた12戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したグレイグアンに半馬身届かず2着となった。

11月3日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦の石崎駿・森泰斗開業記念（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた14戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。