ハグミーモア（2019年生、母ブライトチェリー）

ハグミーモア（2019年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「もっと強く抱きしめて」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時18歳）と交配したブライトチェリーが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はカナイシスタッド。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C2 19。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

4月17日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではいいところがなく15着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた2戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

6月30日、中8週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた4戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた5戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート820m 雨/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた6戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田雄大騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた9戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、鳴滝酒造「聚楽太閤」賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた10戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた11戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のトゴに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

4歳（2023年）

1月5日、中2週で迎えた13戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、C2-13組（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。