スリーアリアン（2001年生、母キヨクトウルンルン）

スリーアリアン（2001年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アリアンロケットより」。毛色は栗毛。種牡馬のアラジ（当時12歳）と交配したキヨクトウルンルンが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

3月27日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は526kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったワンステップリードにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

4月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたグランパティシエ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

6月26日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のゴホウビを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

8月15日、中6週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。