ソルジャーフィルド（2022年生、母アイルゴーバック）

ソルジャーフィルド（2022年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルヴァンスレーヴ（当時7歳）と交配したアイルゴーバックが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は有限会社グッドラック・ファーム。2024年の全日本2歳優駿(Jpn1)で3着に入った他、2024年のJBC2歳優駿(Jpn3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グッドラック・ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

川島洋人厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2024年）

5月15日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったゼロアワーに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

6月5日、中2週で迎えた2戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミランミランを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月26日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのパール特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（1戦1勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンキャプテンを別次元の末脚で3/4馬身差し切って制した。

8月1日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ3（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮内勇樹騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングミニスターに約12馬身の大差をつけて順当に勝利した。

8月22日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのブリーダーズゴールドジュニアカップ（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮内勇樹騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったリコースパローに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月2日、中5週で迎えた6戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサンライズカップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったリコースパローに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月4日、中4週で迎えた7戦目は、2歳Jpn3のJBC2歳優駿（門別ダート1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグランジョルノに3馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を成し遂げた。

12月11日、中4週で迎えた8戦目は、2歳Jpn1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

3歳（2025年）

3月26日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳Jpn2の京浜盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた10戦目は、3歳オープンの北斗盃（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小野楓馬騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウィルオレオールをアタマ差だけ差し切って圧倒的支持に応えた。

6月12日、中5週で迎えた11戦目は、3歳オープンの北海優駿（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小野楓馬騎手（5戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るバリウィールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月24日、中5週で迎えた12戦目は、3歳オープンの王冠賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小野楓馬騎手（6戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のジェーケーボンバーに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月27日、中4週で迎えた13戦目は、グランシャリオドリーム51（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小野楓馬騎手（7戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のヒストリーメイカーを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

10月8日、中5週で迎えた14戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートクラシック（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小野楓馬騎手（8戦5勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた15戦目は、道営記念（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小野楓馬騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。