ケイティマイヒメ（2005年生、母ラスキンウォーク）

ケイティマイヒメ（2005年1月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋舞姫」。毛色は鹿毛。種牡馬のコロナドズクエスト（当時10歳）と交配したラスキンウォークが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田牧場。戦績は、中央平地17戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、桑田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月24日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ラインルージュに交わされて2馬身差の2着となった。

3歳（2008年）

5月24日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月19日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、リードを2馬身以上保って、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の気力で渋太く持ち堪えて、最後は2着のファイナルパンチに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ハイペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮戦したが、ヴォレハクユウに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

11月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で太宰啓介騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。

4歳（2009年）

2月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で太宰啓介騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で太宰啓介騎手（8戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で太宰啓介騎手（9戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

7月18日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で太宰啓介騎手（10戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩みのないペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で太宰啓介騎手（11戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた13戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。16着に敗れた。

5歳（2010年）

8月7日、約11か月の休養明けで迎えた14戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（12戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく14着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（13戦1勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（14戦1勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

10月24日、中4週で迎えた17戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。