フォートポータル（2021年生、母パールオブアフリカ）

フォートポータル（2021年2月18日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「『アフリカの真珠』と呼ばれるウガンダの都市名。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時9歳）と交配したパールオブアフリカが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。

経歴

デビュー前

当歳のとき、パールサラブレッドから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ユニオンオーナーズクラブによって2,420万円で落札された。

吉岡辰弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月3日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に敗れた。

3歳（2024年）

1月6日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

7月20日、中7週で迎えた6戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したアラナコアを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

9月1日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

10月31日、中8週で馬体重を前走から32kg増やして迎えた9戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったチャンスメーカーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

今津博之厩舎（愛知）へ入厩。

11月13日、デビュー戦は大畑雅章騎手を鞍上に据えて、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番ゲートからスタート。出走取消となった。