アイエスキヨサチ（2000年生、母アイノキヨサチ）

アイエスキヨサチ（2000年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時15歳）と交配したアイノキヨサチが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）須崎牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方11戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のアタックチャレンジII。

経歴

デビュー前

1歳のとき、須崎牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

小林伸義厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

7月16日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた2戦目は、長山光則騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長山光則騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長山光則騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

9月3日、中1週で迎えた5戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた7戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のテンビーマレットに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンファクターからハナ差の2着となった。

11月5日、連闘で迎えた10戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹内仁志騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクセスクリアーから1馬身半差の2着となった。

11月14日、連闘で迎えた11戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹内仁志騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスケートランナーに半馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

3歳（2003年）

3月30日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた13戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた14戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のわらび賞（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳500万下（東京芝2400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は松岡正海騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。