ミレニアムクイーン（1997年生、母ミヤマバイオレット）

Millennium Queen

1997.03.06

ミレニアムクイーン（1997年3月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時12歳）と交配したミヤマバイオレットが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、中央平地13戦0勝。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

6月24日、デビュー戦はF.サンチェス騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続でF.サンチェス騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

10月8日、中4週で迎えた6戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた8戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

4歳（2001年）

6月10日、約6か月半の休養明けで迎えた9戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の基坂特別（函館芝1200m 雨/良）に出走。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

6月23日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井学騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。