スプリングユノー（2006年生、母ヤクモサワヤカ）

スプリングユノー（2006年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ローマ神話の女神」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時18歳）と交配したヤクモサワヤカが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似共栄牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方9戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月7日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

3歳（2009年）

2月14日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

6月23日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

9月8日、中4週で迎えた6戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のエーシンファステムを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月26日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の山本博基・早苗結婚記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

4歳（2010年）

3月7日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、ついに結婚したYo軽尾記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて、最後は2着のラスリーラに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

4月8日、中4週で迎えた11戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

6月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の遊楽部特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

7月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

7月24日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の瓢湖特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

5歳（2011年）

5月29日、約9か月の休養明けで迎えた17戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 雨/不良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。