ムービングスエルテ（2015年生、母ムービングアウト）

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、保戸田孝一によって324万円で落札された。

山本学厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2017年）

5月2日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスズランデビュー（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は426kg。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

6月22日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の紅花特別（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く3着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の新生特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

8月6日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のアブクマポーロ・メモリアル（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のサプライズパワー・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

9月25日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のセイパブロワをクビ差振り切って初白星を挙げた。

10月24日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のシーサイドジュニア特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったカットインに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月6日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた9戦目は、牝馬限定2歳戦のクラーベセクレタ・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた10戦目は、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（8戦1勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

3歳（2018年）

1月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の水仙賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

3月14日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦の桃の花賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（11戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月11日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のさくら賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5月4日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のあやめ賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（12戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳オープンの川崎若葉オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた17戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のローズ賞（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

10月4日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、牝馬限定のハンデ戦のゴイサギ賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた19戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、ワクワク浦和区賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた20戦目は、よみうりランドジュエルミネーション賞（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（13戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1九十（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（14戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた22戦目は、タンザナイト賞（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（15戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は山本聡紀騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

4歳（2019年）

1月17日、中3週で迎えた24戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、井藤漢方製薬みんな当たれ杯（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた25戦目は、如月賞（船橋ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた26戦目は、NARGP最優秀賞金収得騎手賞記念（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた27戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1五六（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（16戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた29戦目は、幸運の八幡平ドラゴンアイ記念（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（17戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた30戦目は、「うどんとこいのぼりのまち加須」賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた31戦目は、エフケイバ成田新館オープン1周年記念（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた32戦目は、大多喜特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた33戦目は、ホースプロジェクト3S 支援活動賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた34戦目は、りょうくん賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた35戦目は、遊びを、まん中に。（株）よみうりランド（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（18戦1勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

9月12日、中1週で迎えた36戦目は、南区ふるさとふれあいフェア賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（19戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月23日、中1週で迎えた37戦目は、楽天競馬賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡村健司騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた38戦目は、秩父の森林を元気にしま賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた39戦目は、一般C1七八（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（20戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた40戦目は、一般C1六七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた41戦目は、乗馬で良い締めくくりを!!クレイン千葉杯（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（9戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

12月19日、中0週で迎えた42戦目は、よみうりランド「グッジョバ!!」賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は臼井健太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5歳（2020年）

1月7日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2二（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（21戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

2月10日、中4週で迎えた44戦目は、久留里特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（22戦1勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

2020年2月27日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。