ガンバリーレ（2020年生、母ティノ）

ガンバリーレ（2020年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「頑張れとイタリア語の樽(バリーレ)の組み合わせ。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時9歳）と交配したティノが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はチェスナットファーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C23。

経歴

デビュー前

1歳のとき、チェスナットファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、99.9によって550万円で落札された。

小手川準厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

7月17日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月11日、中7週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月20日、中8週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢一樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

3歳（2023年）

2月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の寒梅特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

5月14日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。14着に終わった。

6月25日、中5週で迎えた7戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見所を作れず15着に終わった。

8月2日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のフォーチュネイトひまわり特別（大井ダート1200m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

9月15日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月26日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた10戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた12戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた15戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた16戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

4歳（2024年）

1月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C24（笠松ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑慧悟騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた19戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート800m 雨/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のホクセンキングオーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月20日、中1週で迎えた20戦目は、不香の花特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長江慶悟騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた21戦目は、かなと2歳おめでとう!記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長江慶悟騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた22戦目は、松本一心騎手を鞍上に迎えて、山本春輝誕生記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた23戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた25戦目は、コラボポストカード配布記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。