ロマンスブーン（1984年生、母リユウオリオン）

ロマンスブーン（1984年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時12歳）と交配したリユウオリオンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中牧場。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回、地方21戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

斉藤義美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

9月14日、デビュー戦は斉藤博美騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、タフなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

10月26日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤博美騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で斉藤博美騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤博美騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったフジノセイカイにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤博美騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のナムラアローを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（1987年）

1月10日、中4週で迎えた7戦目は、4歳400万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤博美騎手（6戦1勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。0着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた8戦目は、4歳400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で斉藤博美騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず3着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた9戦目は、4歳400万下の梅花賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で斉藤博美騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で斉藤博美騎手（9戦1勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた11戦目は、4歳400万下の沈丁花賞（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で斉藤博美騎手（10戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳400万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で斉藤博美騎手（11戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

6月7日、中8週で迎えた13戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた14戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中京ダート1700m 小雨/重）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

7月25日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中竹和也騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

12月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、水久保敏美騎手を鞍上に迎えて、千秋楽特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1988年）

1月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水久保敏美騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月15日、中4週で迎えた21戦目は、一般C3五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水久保敏美騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月29日、中5週で迎えた22戦目は、一般C3三（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で水久保敏美騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月1日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3三（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で水久保敏美騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた24戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、米田謹二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田謹二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米田謹二騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた29戦目は、今治宏信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた30戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノギフトから3/4馬身差の2着となった。

11月15日、連闘で迎えた32戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた33戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大瀬戸豊騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のリンドクローバーをハナ差制して久々に勝ち星を挙げた。

5歳（1989年）

4月10日、約4か月の休養明けで迎えた35戦目は、アルタイル（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた36戦目は、山元久巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（4戦0勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。