フジピュアハート（2008年生、母フジブルーハート）

フジピュアハート（2008年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋純心」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤドン（当時9歳）と交配したフジブルーハートが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱忠。戦績は、中央平地1戦0勝、地方17戦2勝。主な勝ち鞍は2011年の一般C2十二。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

3月6日、デビュー戦は鈴来直人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

6月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた4戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた6戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた8戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカモンダウンに9馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月16日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のモルフェリズムに2馬身の差をつけて制した。

11月19日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

11月26日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2012年）

1月3日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。