ビービーダリヤ（1998年生、母スイートコルティナ）

ビービーダリヤ（1998年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスホール（当時12歳）と交配したスイートコルティナが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、地方9戦1勝2着3回。2000年のエルコンドルパサー特別で2着に入った他、2000年のサンデーサイレンス記念で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

6月14日、デビュー戦は国信満騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中8週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビジュウノワールから5馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエクスサンダーからアタマ差の2着に甘んじた。

9月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で国信満騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、2着のケイユウプリンスに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月24日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、2歳オープンのエルコンドルパサー特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で国信満騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレアリングマズルから1馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのサンデーサイレンス記念（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で国信満騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

3歳（2001年）

1月8日、中8週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の呉竹賞（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

2月10日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆりかもめ賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた9戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

7月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた12戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露し、5着に入り込んだ。

8月18日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

8月25日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウッドスピリットをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

9月29日、中3週で迎えた16戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の加治川特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の塩沢特別（新潟ダート1800m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下の甲斐路特別（東京ダート2100m 雨/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた19戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の美浦特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2002年）

1月30日、中7週で迎えた20戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、瑞雪特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月20日、約8か月の休み明けで迎えた21戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、サファイア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3三（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。