アルランラン（2007年生、母ソルヴァラ）

Al Ran Ran

2007.05.08

アルランラン（2007年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時10歳）と交配したソルヴァラが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2009年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

2歳のとき、畠山牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、河合實貴男によって315万円で落札された。

田中範雄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2009年）

10月27日、デビュー戦は大山真吾騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。馬体重は510kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミナチャンに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月23日、中7週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

3歳（2010年）

1月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた4戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

2月11日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、3歳B（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

2月25日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、3歳B（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着を確保した。

3月18日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、3歳B（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月6日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、3歳B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。