テイエムモノノフ（2004年生、母エイシンギャロップ）

テイエムモノノフ（2004年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋武士」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時16歳）と交配したエイシンギャロップが21歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は京野節子。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、京野節子から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場され、竹園正継によって1,207.5万円で落札された。

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

2月3日、デビュー戦は佐久間寛志騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

4月28日、中8週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月2日、中4週で迎えた8戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた9戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

4歳（2008年）

5月11日、約7か月半の休み明けで迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた11戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（7戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったサザンジェネラルから1馬身差の2着となった。

8月2日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（9戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のドールリヴィエールをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

9月20日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で佐久間寛志騎手（10戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5歳（2009年）

4月5日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐久間寛志騎手（11戦1勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 小雨）に出走。鞍上は8戦連続で佐久間寛志騎手（12戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。