シャングリラ（2020年生、母ダンスウィズミー）

Shangri La

2020.03.02

シャングリラ（2020年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「理想郷」。毛色は青毛。種牡馬のエピファネイア（当時10歳）と交配したダンスウィズミーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月19日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は432kg。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

10月29日、中5週で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

3歳（2023年）

2月12日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

4月30日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、伸びてきたケイデンシーマーク決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月27日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線に入ると、前で粘るプロスペリダードを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

7月23日、中7週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた8戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月8日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝1400m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。

4歳（2024年）

1月27日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は勢いを失って17着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた11戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず15着に終わった。

2024年2月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。