ハナマユ（1994年生、母シルクブーケ）

ハナマユ（1994年5月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のマークオブディスティンクション（当時8歳）と交配したシルクブーケが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）グリーンヒルスタッド。戦績は、中央平地10戦0勝、地方21戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1998年の一般C3。

経歴

デビュー前

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

11月23日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた2戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

12月14日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（1997年）

6月15日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

10月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた6戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

11月9日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた10戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4歳（1998年）

5月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカイセツテイオーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月4日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキヨエイカンから1馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺正彦騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺正彦騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた19戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイエスシャインから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラゴンブライトから1馬身差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアービルヒーローから2馬身差の2着に敗北した。

10月11日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（11戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた25戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメインチャンスから1馬身差の2着となった。

11月30日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月27日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1999年）

1月10日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた29戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（15戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月11日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正彦騎手（16戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正彦騎手（17戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。