グローリアスボレロ（2016年生、母ヒシルーマー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村雅明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会日下部勝徳によって324万円で落札された。

2歳（2018年）

6月22日、デビュー戦は瀧川寿希也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のライラックデビュー（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月25日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のConfit記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したダバイダバイを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月8日、中1週で迎えた3戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

9月2日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のサプライズパワー・メモリアル（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

3歳（2019年）

6月17日、約9か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマリエリーノに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のサンダーソニア賞（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた7戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサンフラワー賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るチャナを交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2020年）

10月2日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、森のひょうたんから駒!無病息災祈願!（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた9戦目は、蓼スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

12月2日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカンパニリズモに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5歳（2021年）

1月15日、中5週で迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

2月11日、中3週で迎えた12戦目は、富津岬賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6歳（2022年）

5月19日、約15か月半の休養明けで迎えた13戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオーソーラヴリーに2馬身半の差をつけて久々の一戦を物にした。

6月21日、中4週で迎えた14戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3五六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のトリテレイアに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7歳（2023年）

1月16日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた18戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、レイバックターンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

2月8日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3四五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。