パープルリッチ（2005年生、母ジュエリーアイ）

パープルリッチ（2005年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋冨」。毛色は青毛。種牡馬のトーホウエンペラー（当時9歳）と交配したジュエリーアイが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フジカワ牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳B7。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

9月22日、デビュー戦は小坂忠士騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

3歳（2008年）

1月5日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

1月26日、中2週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

3月15日、中6週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

3月22日、連闘で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

5月18日、中7週で迎えた6戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

7月1日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコアレスレビューを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノヒラリーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の一条ダンススタジオ7月特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた10戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた11戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた13戦目は、3歳B1-1（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

9月30日、連闘で迎えた14戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。